住まいの選び方

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土地 建物 マンションを買うとき 最も心がけるべきことは 将来売ることになったとき 困らない物件を買うことです。                専門的な見方は 各論で説明しますが 買うかたの趣向が極端な物件は 売る場合 買う方が限られてきて 思うように売れず価格面で譲歩しなければならないことがあります。           例えば 極端に広い土地付き建物 傾斜地高台の建物 1LDKの間取りなどです。        次に 土地 建物 マンションについて個別にチェックしてみましょう。            

1.土地

戸建住宅を買うにしても 建物は最悪の場合建替えができますが 土地の場合個人の努力だけではどうにもならないことがあります。 道路 公園 学校 水道 電気 ガスなどインフラの整備状況と周辺環境です。 これらは 税金 大規模開発などで多額の資金が投入されてはじめて可能になるものです。

特に道路の見方が大切です。公道 建築基準法上の道路に敷地が2m以上接していなければ建物は建てられません。      また私道でも建築基準法上の道路であればよいが 見ただけでは判らないものもあり専用通路とよばれ建物は建てられません。いまある建物を解体したら 再建築できません

各地域には 行政が町づくり計画を定めており建築等に対して規制 制限がもうけられております。道路予定 建物の高さなど多々あり 今の建物を取り壊して自由に建てられるとはかぎりません。

駅からの距離も大切です。戸建住宅で 徒歩10分以内なら文句なしです。15分までは普通です。

宅地造成で特に盛り土上の土地は確かな造成工事がされていなければ地盤沈下の問題もあります。 

次に土地の履歴です。土壌汚染と関係する薬品等の工場跡地 取り壊し前の建物で殺人事件があったなど 瑕疵の問題です

測量図 境界が明示されているか 越境物がないか なども将来の紛争防止には必要です.

また周辺環境です。 嫌悪施設 騒音を出すのも 視覚的に気になるのも等暮らしていく上で 障害となりそうなものがあるかどうかどうかです。

土地の形状 南向き 東向きなど 向きです。これは極端なものでなければ建物の配置によりカバーできることもあります。

2.建物

建物は土地より簡単で専門的な知識のない人でも目視である程度判断できます。

建物の瑕疵である 過去において建物内で自殺 殺人事件 雨漏り 白蟻被害 傾きなどまずおさえておかねばならない項目がありますが 多くは価格との相関関係で解決できます。例えば外壁に大きな亀裂があれば その修理に要する工事費分安ければよいことになります。

建物に対するチェックポイントとして物理面と居住面があります。

物理面としては躯体の保全状態が大切で 建物外部からの重要点検事項として 基礎コンクリートのひび割れ(幅0.5mm以上のひび割れ)モルタル外壁のひび割れ 軒まわり 樋 バルコニーの欠損 劣化  これらは建物内への雨水の浸入の原因となり腐食等の要因となります

建物室内における重点点検事項としては 床の傾斜 天井の雨漏り痕です。地盤沈下 雨漏りが疑われるからです。建替え あるいは多額の修繕費用が必要となる可能性がありましす。水まわり 浴室 台所など給排水設備については経年劣化により漏水が発生し木材腐朽が生じることがあります。

居住面からのチェックポイントとしては住む人の好み 拘り ライフスタイルに左右されますが 将来売ることになったとき困らない建物であるためには 楽に自動車の出し入れができる駐車場があること 間取りでは LDK以外に3部屋以上の居室があること等です。

生活するうえにおいて 生活しやすい使い勝手のよい間取りであるかどうか 実際に冷蔵庫家具などを置いたイメージで捉えてみることも必要です。

日当たり 風通し 眺望などは向きだけでは一概にわからないので内覧して確かめます。

敷地に対して決められた以上の大きい建物である違反建築物 専用通路に接した敷地上の建物などは主要銀行では住宅ローンを使えないので要注意です。

中古住宅の耐用年数は 築年数と構造である程度判断ができますが 躯体の保全状態によって変わってきます。

中古住宅の価格は 新築住宅の価格と比べ 補修修繕 改装 耐用年数 将来の 建替え等を考慮した価格となります。 ゆえに同じものはないので 近隣の物件と比較しながら決めていきます。

3.マンション

まずは立地です。駅近 徒歩5分以内 買い物施設や病院など揃っている生活至便で周辺環境の良いところです。

次には階層と向き 眺望などがチェックポイントとなります。一般には上層階で南向きほど 日当たり 風通し 眺望がよくなります。低層階では1階は子育て世代 高齢者にニーズがあります。

マンション全体の管理状況 規模も大切です。一番重要なのがメンテナンスの状況です。
築年数が経過しているマンションほど違いがでてくる大規模修繕の履歴とこれからの計画です。
管理業態やメンテナンス状況は 総戸数が大きければ大きいほど安心できます。
総戸数の大きいマンションほど1戸当たりの管理費 修繕積立金が少なくても総額として多額の積立金が集まります。それゆえにある程度の規模であることが重要になってきます。総戸数として50戸ぐらいは欲しいところです。
築年数は新しいほど良いのですが価格次第です。耐震については1981年以降のマンションは新耐震基準にて建てられております。
専有面積は広いほうが良く 間取りは最低2LDK 3LDK以上は欲しいところです。

管理状況として 管理人さんの勤務状況がどのようになっているか。清掃が行き届いていて 管理人さんが常駐しているのが最も好ましいですが 少なくとも土日祝以外は朝8時頃から夕方5時頃まで常駐してくれるかどうか です。

 

   

物件

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